え?人間関係のトラブルは→発達の傾向と関係!?



 新型コロナウイルス禍が長引き、皆さんストレスが溜まってきている方が増えています。
こんな時、人間関係がギスギスしがち、いつも不登校や職場での人間関係、ステイホームで家族内での人間関係、親戚づきあい、ご近所さんとのお付き合い、介護の悩みなど色々な場面で人間関係が絡んできます。そんな様々な人間関係で疲弊して心身を患い、クリニックを訪れる方が多いのですが、その多くが人は皆自分と同じ考え方をしているという思い込みに原因があります。
 十人十色といいますが、人それぞれの思考パターン、なぜそんな発言をするのか、なぜそんな行動になるのかを客観的に理解することで、その思い込みを解除することができます。
私は長年、人の心身とその人の好む色との関係を研究していますが、色の嗜好性と脳の使い方(癖)にはある程度の傾向があることがわかってきています。
 上の図を見てもらえると簡単にそれが、理解できます。

 まず、紺~水色系の色を好む人は左脳優位型の思考をする傾向にあります。理論的に物事を判断し、理にかなうものを選択して行動に移していこうとします。逆に理にかなわないものは受け付けることが難しいという柔軟性に欠ける傾向もありそれが他人からは頑固と映ることにもなります。この傾向が顕著になり偏ってくると社会交流性を保つことが困難であると、ASD色が強くなります。
 次に緑~黄緑系を好む人の多くは右脳優位の思考をする傾向にあります。右脳の感覚的な判断が優勢となり、順序だった理論的な展開を嫌う傾向にあります。そのため、教科書的なことや書類など定型的な文言を素直に理解することが困難で、その人独特の理解、判断をして物事を進めてゆくことになります。周囲からは身勝手、何を考えているかわからない人と映り、当たり前に学習するということが難しく、この傾向が偏ってくると学習障害、LDとみなされることがあります。
 最後に黄~橙~赤(紫)の暖色系を好む人は左右の脳の情報を交流しながら使う人が多く、現実と理想のバランスを踏まえながら行動してゆきますが、この左右脳の交流が忙しくなったり煩雑な傾向になると、注意力が散漫となり、精神も落ち着かなくなります。そのため抜け落ちてはいけない当たり前のことを忘れてしまったり、文章を読み違えたり、数字が抜けてしまったり取り違えたりということが発生してしまいます。この傾向が強くなってくると注意欠陥・多動性障害、つまりADHDと判断されることがあります。
 多くの人は大なり小なりのこれらの傾向を抱えながらも、様々な経験を経てカバーしながら社会交流性をなんとか保ちつつ生活をしています。しかし、現在のように世の中が変化し不安定になりなんだか人間関係がギスギスしてくるととそれぞれの持つ個性の特徴が際立ち、カバーしきれなくなり人間関係に齟齬が発生することになります。

なので、そんな混沌とした状況を回復させるために、まず、自分がどういうタイプであるかを理解し、そして、自分の周囲に居る人がどういうタイプであるかを理解しましょう。そうすれば、なぜそういう発想になるのか、発言になるのか、行動に出るのかがある程度は客観的に理解できるようになるはずです。この世の中に完全な人などは居ません、皆、全員が不完全だからこそ社会が必要なわけです。互いにそれぞれの不完全を(自分も含めて)認めつつ、カバーし合う視点でなんとか社会を潤滑にしてゆけたらなと思います。
 「どうして、あの人はいつもああなのかしら!?」「うちの夫は全然わかってくれない!!」「あの人はどうして無反応なの!?」「あの騒々しい人なんとかならないのかしら!!」、、、と実に色んな声を聞きます。
 ご自身の好きな色、相手の好きな色などをイメージしながら、もう一度、人間関係を見直してみてください。ちょっと見え方が変わってくると思います。
 注意:嗜好色(好きな色)は人によっては本来の自分のカラーとは反対の補色を好きな色として選ばれている場合もあります。

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