右腕が突然動かなくなった→ え?心因性のストレスが原因!?

 もう、10年以上前になりますか、あるイタリア料理のシェフが私のところへ訪ねてやってきました。彼のお店は結構評判のお店でパスタが美味しかったのですが(私も当時ランチによくそのお店に行っていました。)その才能を買われてある飲食チェーン店の店舗展開、企画などを担当することとなりお店は他の人に任せて転職をしていたのです。
 その彼が、私のクリニックに突然、訪れたのです。
 「先生、右腕が動かんようになった。大学病院で、神経・筋の検査とか、MRIとか調べたけど何も異常がないと言われたんです。」と大変困ったご様子でした。診察してみると、本当に右腕が動かないようで、力も入らない様子。しかし、腱反射などは正常でした。
 色々と彼に問診を行っていると、大学病院での精密検査も異常がないことから、これは心因性の可能性があるのではないかと思うに至りました。色々と診察しても異常がなく、残る原因は心因性しかないと考えたのです。

  私「最近まで料理してましたか?」
 シェフ「いえ、あれから、店舗の企画とか色々とほんとに忙しくて、全くフライパン握っていません。」と彼は右手を見つめながら寂しげに話しました。

その様子を見て、これだ!!と思いました。
 私「一回、料理してみたらどう?フライパン握ってみたら。きっと、フライパン握れるよ。」
シェフ「え~!?できますかね~。右腕動かないんですよ。。。で、でもやってみます。」

 それで、診療を終えて、1週間後の再診時です。

  シェフ「先生!!右手動きました。フライパン握ったら、動いた~!!ほんとうに助かりました。ありがとうございます。」

 そう、右腕が動いたのです。

彼は、本当は料理がしたかったのです。その本心、魂の芯に蓋をし続けたために、体がストライキを起こしたのでした。

皆さん、こんなことが本当にあるのです。病は気からといいますが、自分の本心、魂の芯(core)に蓋をしていると、こんな考えられないことが起こり得るのです。

それだけではありません。そんなことをしていると免疫力まで低下してしまいます。これはよくありません。

でも、実は魂の芯(core)に蓋をしている人がとても多い気がします。自分が嫌い、自己否定をしている。自信が持てない、周りが羨ましくてしかたがない。周囲のことに無性に腹が立つ、イライラするなど自分だけなんでこんなに辛い目にあうのかと思っている方のほとんどが、この魂の芯(core)に蓋をしているか、或は見失っている(本当は見失ってはいないのですが)状態に陥っておられます。

このような状態では、健康状態を維持することも難しくなってきます。感情が常に揺れ動きやすい状態になりがちですので、免疫力も影響を受けてしまいます。このご時世、これは絶対に避けなければなりません。心身を健常に保つ必要があります。

悪循環から抜け出せない、自信が持てない、どうしてだか人とうまくやっていけない。無性にイライラする。意味もなく不安になる。そんな方多いのではないでしょうか?

本来持っている、自分自身というものを再発見してみましょう。
そんなお悩みの方も、芦屋こころとからだのクリニックを是非、受診してみてください。
時間はかかるかもしれません。でも、必ず良くなってゆくと思います。
一度、ご相談ください。

             芦屋こころとからだのクリニック 院長 春田博之

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