移動する湿疹(アトピー性皮膚炎)→どうして!?

皮膚科でアトピー性皮膚炎の治療を受けている女性(ステロイド軟膏など)前腕の尺側(小指側)に湿疹があり背中にも認め、前額部にも湿疹を繰り返しておられる。

記録的な大雨により、千曲川や阿武隈川など複数の河川が氾濫した関東直撃の台風19号
(10月12~13日関東上陸)この頃から前額部、頬に湿疹出現して湿疹が下に降りてきたと再診。これは背中を走る水line(ほぼ膀胱経)にそって湿疹が出没(前腕の尺側の湿疹も水line)していたものが、普段は前額部の湿疹で留まっているものが、強い台風の接近にともない顔面上を水lineに沿って目の下まで低下しさらに鼻の下まで低下上唇のあたりで留まるという現象を認めました。通常、顔の水lineがここまで下がってくることは無いのですが、強い台風の低気圧の影響でしょうか!?顔にはハッキリと筋状に湿疹がのびていました。
この時、臨床症状としては浮遊感を自覚し、輻輳運動にもやや制限があり両眼を同時に内転させる(寄り目)が拙劣で。脳幹部の浮腫み(気圧の影響)(MRIなどで異常のでるレベルではありません。脳幹部の浮腫みというのは推定です。)が推測されました。
これは水line状の水の停滞がまさに支流まで氾濫したものと捉え、苓桂朮甘湯(保険適応)を処方いたしました。10日後の再診では顔の湿疹は一旦軽快いたしましたが、漢方が切れると再燃するとのことで1週間苓桂朮甘湯を追加内服してもらい軽快しています。

このように、アトピー性皮膚炎など湿疹は食べ物だけでなく、天候や女性ですと月経周期など様々な要素に影響を受けます。このようなケースの場合は皮膚科の先生のご処方を邪魔しないように、体調を整えてゆく形で処方を考えさせていただいております。

このような症状でお悩みの方は、芦屋こころとからだのクリニックまでご相談ください。

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